shamoonsのブログ

失恋からの脱却までを、心模様とともにお送りする25歳の物語。

発信源

振られてからいろんな人に発信するようになった
いろんな人と(自分のなかでは)腹を割って話すようになったし、連絡取っていない人とも連絡を取る、会いに行くようになった。
するといままで錆付いていた歯車は動き出して、人生がまた少しだけ音を立てて回り始めた。
怪我の功名とでもいうのか、振られて嫌なことばかりじゃないなって思った近鉄急行の車内。
名古屋遠いわ!
でもやっぱり振られているから心は辛いわけで、でもそれを慰めるのは時間であって、誰かとの会話であって。
狭い六畳にだけずっといるとそれは難しいことだっただろう。
と前向きに考えていても、名古屋という土地にはなかなか思い出が染み付いていて、その染みに触れないように、いまの自分ににじませないようにしていかないと。
思い出したくない、と思っていると余計に思い出は降ってきて
ホテルもライブハウスもつけ麺もうどんも味噌カツタワレコもビレヴァンも全部思い出した。
隣にいるはずの人はもういなくて、言葉を想いを共有したいひともいなくて、それがさらに現実を教えてくれる。

いくらつながりが増えた、戻ってきたとしても、大切なひとはいなくて
心にぽっかり。
ないものねだり。